ミライに関心を持っていただく方の多くは、まず「塾=教える場所」というイメージから入られます。ただ、入社後に最も使われる言葉は、それとは少し角度が違います。校舎をひとつの会社として動かす——この感覚を芯に、3つの合言葉と4層の情報共有インフラが組まれています。
ミライはどうやってこの場所に辿り着いたか
ミライの始まりは、教育とは別のところにあります。代表はもともと翻訳関係の会社を運営しており、日本のものを海外へ、海外のものを日本へ、そうした事業拡大を支援する仕事をしていました。
その中で惹かれたのが、フランチャイズという仕組みです。価値観や理念に共感・共鳴できる法人が集まって、それを広げていく——その構造に、事業を広げていく面白さが通底していました。
ミライの理念は、未来の可能性、選択肢の豊かさを広げていくことです。武田塾に辿り着いたのは、そのメソッドと、この理念が重なり合ったからでした。自学自習で、最短最速で結果を出し、逆転合格を実現するスタイル。武田塾のメソッドで生徒さんの学力が伸びることは、そのまま生徒さんの進路の選択肢・可能性が広がることに直結します。ミライがもともと掲げていた理念と、武田塾が現場で実現している生徒さんの変化。この2つが重なったからこそ、ミライは武田塾FCとして4校舎を運営しています。
ミライで繰り返し交わされる3つの言葉
社内で繰り返し交わされる3つの合言葉があります。それぞれが、ミライの組織設計や日々の判断の源流になっています。
選択肢・可能性を広げる
生徒さんの進路を広げる仕事である前に、組織そのものが「可能性を広げること」に価値を置く。働くメンバーのキャリアの選択肢もここに含まれる。
1校舎=1会社、自分が経営者
校舎長は店長ではなく、自分の会社の経営者として動く。組織設計・業績報奨・数字のガラス張り、すべての根っこにある考え方。
サードプレイス
家と学校に続く、生徒さんの第三の居場所として塾がありたい。理念というより、毎日の校舎運営の判断に効いている言葉。
選択肢・可能性を広げる
会社全体のテーマです。生徒さんの進路を広げる仕事である前に、ミライという組織そのものが「可能性を広げること」に価値を置いています。生徒さんの未来だけでなく、働くメンバー自身のキャリアの選択肢も、この言葉のなかに含まれています。
自分の校舎を、自分の会社だと思って、自分が経営者だと思って運営する
校舎運営のスタンスとして、繰り返し説かれる言葉です。ミライの組織設計、業績報奨制度、キャリアパス、数字のガラス張り、すべての根っこにこの考え方があります。

撤退ラインを自分で引く。校舎長の経営判断の工程
サードプレイス
生徒さんにとって、家と学校に続く第三の居場所として、塾がありたい。これは、会社の理念というより生徒観として繰り返される言葉です。特に受験期、どちらの場所でも「勉強しろ」と言われて衝突することの多い生徒さんにとって、苦しい時には話を聞いて寄り添える場所でありたい。この考え方が校舎運営の随所に効いています。

成績UPという成果の向こう側まで関わりたい人へ。ミライのサードプレイスという考え方
独立と連携を両立させる、4層の情報共有インフラ
校舎を独立して動かすと、他校舎との連携が弱くなりがちです。ミライはそこを4層のインフラで支えています。
1校舎=1会社という独立経営の感覚と、組織としての知見共有。その両立がここで担保されています。うまくいった事例が他校舎で再現しやすくなり、詰まった時には他校舎の知見を借りられる。独立と連携の両方を同時に成り立たせる設計です。
PDCAの速さが文化として根付いている
改善のスピードが文化として定着しています。試して、数字で見て、変える。このサイクルを速く、正直に積み重ねていくことが、日々の成果として返ってきます。
組織の規模感、そしてこれから
ミライの正社員は13名、学生講師は150名弱。その13名の正社員のうち、2025年在籍ベースで 92% が中途入社です。年齢は20代から40代まで、勤続は1年目から8年目までと幅があります。
小規模な組織だからこそ、一人ひとりの動きが校舎と会社に反映されます。校舎を増やしていく意欲はあり、今後も新規校舎を迎える過程で、主体的に動けるメンバーが現場で活躍できる場は広がっていきます。
取り繕わずに言っておく:綺麗ごとだけではない
理念や仕組みの話が続いたので、現場の実際についても正直に書いておきます。
生徒さんの結果が思うように出ないこともあります。保護者から厳しい言葉をいただくこともあります。校舎として全力で取り組んでも、地域での校舎評価が思ったように上がらないタイミングもあります。そういう瞬間はどの校舎にもあり、毎年形を変えて訪れます。
そこで折れずに、チームで越えていく。各校舎のメンバーは、そういう場面を何度も経験しながら、自分のペースで前に進んでいます。ミライが「しぶとさ」という言葉を繰り返すのは、綺麗ごとではなく、現場でそれが必要だからです。
ここまでをまとめると
1校舎を1つの会社として動かす組織であり、同時に、生徒さんにとってのサードプレイスを目指す会社。その両立を、3つの合言葉と、独立と連携を成立させる4層のインフラで支えている。——これが、ミライが今いる場所です。
もしこの立ち位置に響くものがあれば、業績報奨の仕組み、キャリアパスの設計、研修の考え方など、個別の記事もあわせて読んでみてください。一つひとつの仕組みが、この立ち位置から設計されていることが見えるはずです。



